腎虚
このところ、疲れやすいんですよ。
まぁ、原因は分かっているんですよ。
忙しいっていうこともあるんですけれど、ようは歳ですよね、歳!
東洋医学では、こういう状態を腎の気が足りていないと考えて「腎虚」と言うそうです。
気には、色々な区別があるそうで、その中でも、老化を司るような気は「腎気」というようです。別名を「先天の気」とかいうもので、生まれた時に両親から貰った量から、増える事はなく、あとは、歳を経ることに削られてゆく一方と捉えるそうです。
そして、「腎虚」の人は、腎の気を無駄遣いしないように、なるべく養生して、ご飯を食べたり、呼吸をして増やせる「後天の気」を使って、「腎の気」を長持ちさせようなんて考え方をしたりするそうです。
まあ、東洋医学の信憑性は別にしても、「腎気」は、増やすことができないなんて言われると、ちょっと、ガクンとしちゃいますよね。
ちなみに、経絡に気が足りなくなっていることを、虚、気がありあまっている状態を、肝が実しているといいますが、腎の経絡だけは、腎虚という言葉はあっても、腎実という言葉はないそうです。
理由は、生まれた頃から、減る一方なので、腎の気が増えるという考え事態がないようです。
それを承知で、なんですが、気持ちだけは、腎実といきたいついこの頃です。
…目指せ、気持ちだけアンチエイジング!